寝屋川市K様邸｜注文住宅は兵庫県伊丹市のヨークベル

寝屋川市K様邸

走って遊べる広々LDKを自由な発想で実現した家。

2階に浴室・洗面脱衣室を配置する設計

K様は、前々回のレポートのM様からご紹介いただいたお客様です。家が建つ土地は、もともと奥様が小さい頃から住んでいた馴染みの深い場所。10年ほど空き家になっていた家を取り壊して新しい住まいが建てられました。

K様が新たな住まいに求められた主なポイントは、敷地を最大限に生かしてできるだけ広いLDKにすることとオープンなキッチン。それと収納スペースを十分に確保することでした。

それらの夢を実現するために、奥様が実家のプランを参考に自ら出された答えは、浴室と洗面脱衣室を2階に持っていくこと。K様邸は水廻りを2階に配置することで、家族団らんの場である1階のLDKのスペースを最大限に確保した住まいです。
木目調と石積み調サイディングを組み合わせたナチュラル外観

ゆとりある玄関

玄関に手洗いを設置

広々LDKと十分な収納スペース確保を実現

K様邸の外観は、木目調と石積み調のサイディングを組み合わせたナチュラルなイメージです。中にお邪魔すると、そこは下駄箱のほかに壁面収納も設置されたゆとりの玄関。トイレドアの前には、お子様が小さい間にとくに重宝しそうな手洗いスペースが設けられていました。

LDKはK様がご要望された通りの広々とした空間でした。思い切って浴室と洗面脱衣室を2階にプランするという工夫の甲斐あって、便利なキッチンパントリー（食品庫）などの収納スペースを十分に確保しながらお子様が元気に走り回れるゆとりのスペースを実現されていました。また、隣接する畳コーナーは、あえて仕切りを設けずに一体空間とすることで視覚的な広がり感を演出。同時にちょうど腰が掛けられる段差を設けることで、使う上でも一体感が生まれるよう配慮されていました。仲間が集まるホームパーティーや親御様がいらっしゃった際の家族団らんのシーンに、とても会話が弾みそうなスペースだと感じました。

このゆとりの空間を活かして、特注で設置されたのがダイニング横の木質カウンター。家族の思い出の写真や節句の人形などを飾りながら、パソコンデスクとしても使用している便利なカウンターです。このカウンターがユニークなところは2重構成になっている点で、2枚のカウンターの間に小物入れなどが収納できます。これは、奥様が小学校の机からヒントを得たもの。学校の先生だから発想できたアイデアです。

リビングは、隣の家との目線に配慮して、窓の取り方を工夫

小学校の机にヒントを得た、小物がしまえる2重構成の造作カウンター

瓢箪から駒!?　2階のコンパクトな家事楽動線

2階は主寝室と将来子ども部屋として2室に仕切ることができる洋室、そして水廻りで構成されています。ここで奥様が使いやすいととても喜ばれていたのがコンパクトな家事動線。洗面脱衣室から物干しができるバルコニーに直接出られるため、汚れた衣類を持ち運びする必要がなく、取り込んだ洗濯物も階を上り下りすることなく寝室などの収納場所にスムーズに仕舞えます。K様邸では、1階のLDKスペースを広く取ったしわ寄せが、もしかしたら2階に来ているのではないかと思いきや、瓢箪から駒とも言える合理的な家事楽プランが実現していたというわけです。