箕面市T様邸
家族の時間を美しく過ごす、白い空間に彩りが映える家。
既存建物との取り合いを考え増築された鉄骨造の住宅。
ご主人のご実家の敷地内に新築されるに至りました。ご主人が当社専務取締役と以前職場で先輩後輩だった関係があり、ヨークベルが住まいづくりをご一緒させていただくことになりました。
前面の道路からT様邸を眺めると、それは一見モダンなイメージにまとめられた3階建の一戸建住宅です。しかし、そこには秘密がありました。新しい建物の奥に、ご主人のお母様が建てられた平屋の住宅がつながって存在していたのです。
T様邸は独立した鉄骨造の建築物ですが、登記上は元々あった建物の増築という扱いになります。著名な建築家が設計したという平屋の建物の南側のスペースに新しい別棟をつなげる形で建てられました。ここでユニークなのは、居住スペースの確保のために既存棟の上に乗っかる恰好で増築棟の2・3階が持ち出していること。限られたスペースの中で建物同士の取り合いを上手く考えながら、必要十分な居住スペースを確保したというわけです。ちなみに、南側に増築したことにより既存棟への日照が心配になってしまいますが、こちらは元々中庭のある設計なので、採光は問題無しということでした。
アプローチ階段を上がり、2階に玄関に。
1階の道路に面した玄関ドアを開けると家の中かと思いきや、そこはガレージの一角で階段の昇り口がありました。そう、そこはまだアプローチなのです。壁面のガラスブロックから光が入る階段を上がると、今度は正真正銘の玄関が出迎えてくれました。この玄関には向かって右手に間接照明で演出された大型玄関収納があり、正面には空間を広く見せるミラー扉の収納スペースも設けられています。これらの収納量の多さはご家族の満足されているポイントの一つだということです。
美しいインテリアと暮らし方に合わせた機能を空間に実現。
T様邸のインテリアは、全体的に白を基調としたモダン空間で、家の要所要所にアクセントとなるカラーや「エコカラット」といった内装材を用いて表情を演出しているのが特徴です。その最も印象的なのは、LDK空間におけるキッチンのダークブルーの鏡面扉です。LDKは2階の南面に位置しており、大きな窓から入る光が室内に広がりますが、その中でダークブルーのキッチンがインテリアを引き締め、一際存在感を放っているように見えました。この、オープンスタイルの対面カウンタータイプのキッチンは、奥様のご要望をカタチにしたものです。ちなみに、ご夫婦にヨークベルの印象をお聞きしたところ、「とても相談しやすく細かな要望も聞いてもらえ、悩みにも気長につきあってもらえた」と、満足のコメントをいただきました。
ご家族のご要望をカタチにしたもう一つの特徴的な例が、ツインボールの洗面化粧台と洗面室から独立した脱衣室です。年頃のお嬢様が2人いらっしゃるご家族ならではのニーズでしたが、冒頭に説明した既存の建物の上に持ち出す形状の設計にした結果、ゆとりの水回りスペースが実現しました。
美しいインテリアへのこだわりが随所に感じられたT様邸。実は拭き掃除がしにくい2階のFIX窓を、ご主人が苦労されながらもお掃除をされているというお話を聞き、美しいシーンを本当に大切にされているのだと、うかがい知ることができました。
実例概要
- 【所在地】
- 大阪府箕面市
- 【土地面積】
- 187.38m²
- 【延床面積】
- 166.23m²(50.28坪)
- 【構造】
- 鉄骨3階建て
- 【建物本体工事費】
- 3,860万円 母屋補強含む
(坪単価76.8万円)
延床面積 166.23m2(50.28坪)
- 【建築】
- 建築 平成22年12月竣工
- 【工期】
- 平成26年 7月~9月
- 【工事内容】
- 内装工事、上下水道配管工事、
ガス配管工事、電気配線工事
実例概要
- 【所在地】
- 大阪府箕面市
- 【土地面積】
- 187.38m²
- 【延床面積】
- 166.23m²(50.28坪)
- 【構造】
- 鉄骨3階建て
- 【建物本体工事費】
- 3,860万円 母屋補強含む
(坪単価76.8万円)
延床面積 166.23m2(50.28坪)
- 【建築】
- 建築 平成22年12月竣工
- 【工期】
- 平成26年 7月~9月
- 【工事内容】
- 内装工事、上下水道配管工事、
ガス配管工事、電気配線工事